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参観日

新学年最初の参観日。

前日に 「次男」(近所の子で、いつも一緒に居るから私のうちの次男と思われてる)に
誰か家族が参観日に来れそうかと尋ねました。

一年生の時にこっそり見せてくれた作文に、
お母さんがお仕事で参観日に来れない。
わかってるけどその寂しさを綴ったものでした。
その事が私の心にずっと残っていて、ほとんどの行事をぼんと同じように見て、応援しているんです。

次男、今年もお母さんはお仕事で来れないと申します。
すると「ぼん」が
「お母さん、コイツのも見てやって。オレのと半分ずつ見て。」と頼みます。
次男は遠慮して
「そんなん、オマエが半分だけになってしまうやん。」
ぼんは「ええやんそんなん。 オレはいつでも見てもらえてるもん。隣の教室やから大丈夫や。二つの教室を行ったり来たりできると思うねん。 なあ、ええやろ?」

決まりです。
約束して翌日をむかえました。

ぼんの国語の授業を半分見て隣の教室へ。
次男は 下敷きにカプッと噛み付いたまま恐い顔でただ前を睨んでいました。
廊下の開いた窓から顔を出すと目が会う。
こちらも次男に向かって噛み付く真似をしてやると
下敷きから口を放して にやっと笑みを浮かべてちらりと舌を覗かせました。
マラソンで頑張った時よりも、縄跳びで賞をもらった時よりも いい顔。
先生の質問に 手を揚げました。


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by MUSUCARI | 2007-05-04 22:42 | 日々の事
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