母のことです。
内臓はありがたいことに 特に悪いところはなく、 「元気なお年寄り」といいたいところ。 ところが どこも悪くないのに 自分の身体の「老朽化」に落胆の日々です。 すっかり自信を無くし、気力が失せています。 こうなると 「あれは嫌だ。これはしたくない。」の一歩。 子供のように駄々をこねます。 そこのところは「子供のように」だとわかっているので なだめたり叱ったり(ホントは叱ると良くないらしい)しながらそばにいるので 今回の記事では省略させていただきます。 ここで私が驚いたのは「栄養」について。 食べ物の好き嫌いがいかに身体に良くないかを思い知ることになった事件があります。 好き嫌いの多い母は 実は若い頃から栄養が偏っていたのかもしれません。 最近ではそれをはっきりと口にして 苦手なものを食べようとしません。 そうこうしていると 「口の中がヒリヒリする。 何を食べても沁みる。」 と言い始めました。 食べにくいから 痩せ始めます。 「栄養が偏ってるんじゃないの? 水分が不足してるんじゃないの?」 の声には耳を貸しません。 私の作ったお惣菜も苦手なお野菜は 味見だけ。 しびれを切らして主治医に相談してみました。 たちどころに解決です。 ビタミンB2とミネラル不足。 先生の説明を上手に文章にできないので 見つけたサイトをご参考にどうぞ。 読んでみると まさに母の症状そのものです。 若い頃なら 持ち合わせたエネルギーと気力でなんとかなるのでしょうが、 年老いると 身体って正直です。 きちんと身体にサインが出ます。 ・・・ということは 若い(!?)私達、いえいえ 子供達だって ちゃんと栄養の偏りは わからないところで身体によくない影響を与えているはずです。 主治医によると 「もちろんしっかり食事で摂るのが一番良いのだけれど、 最近は美味しく飲めるジュースがたくさん出てるから それでOK。 それでも難しいようなら ビタミン剤で補給しましょう。」 ということで 母の場合はビタミン剤を処方していただいて 「これで安心やわ」と納得したわけです。 (いやいやアナタ、自分でも努力してくださいな。) 明日から必要な野菜を食べるようになるとは思えませんので 買い込んだ野菜ジュースと処方されたビタミン剤が 発揮してくれる威力に期待です。 同時に さあ、私達も好きだの嫌いだのって言ってる場合じゃないことが わかりました。 もともと好き嫌いのない親子(私とぼん社長ね)ではありますが、 必要な摂取バランスが取れているかどうかは怪しい。 これからは もっと 栄養の事を真面目に考えようと思います。 みなさまも是非。
by MUSUCARI
| 2011-05-28 01:07
| 食べる
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