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ハンドメイドの牛革と「チェックリネン」バッグ

以前から 仕事用のバッグを作ろうと考えていたのですが、デザインが決まらず 
不自由をしていました。
なんとかカタチになったのがこんなバッグです。

ハンドメイドの牛革と「チェックリネン」バッグ_c0067118_12455589.jpg

デザインがだいたい決まると 次の問題は素材です。
「革」で作る事だけは決めていたのですが 難しいのはその種類。
ほんとはもっと硬い革を使いたかったのです。
いろいろ検討した結果 予算オーバー(T_T)

いやあ、「予算」の面だけは どうにもこうにも歯ガ立ちません。
今回使用したのは 上質の柔らかいタイプの革です。 
上手になったら使おうと 随分前に仕入れてアイデアを暖めていた一枚です。
(これだって 仕入れる時には勇気を振り絞ったんだよなあ)


ハンドメイドの牛革と「チェックリネン」バッグ_c0067118_12543582.jpg本体は縫わずに金具で仕上げました。 このハードさ、タイプなんです。


A4ファイルや身の周りの物がごっそり入るサイズ。

持ち手だけは 手芸材料店で購入しました。(これも革)



ハンドメイドの牛革と「チェックリネン」バッグ_c0067118_12583748.jpg
なんでも突っ込んで重くなると 柔らかい革は伸びてしまいます。
「伸び」を防ぐ為にはほんの少し小さめに縫った裏地が必要です。
この裏地は麻です。





最大の特徴はバッグの入り口。

ハンドメイドの牛革と「チェックリネン」バッグ_c0067118_1305620.jpg「中身が丸見え~」対策をいろいろ考えたんですが、
「巾着状に絞るのは物を出す時に紐がひっかかってしまいそう」
「ファスナーはめんどくさがりの私が閉めるとは思えない」
あ、はい。こんなめんどくさがりやさんには
「裏布の高さを余らせてふわっと掛けるだけ。」


革って 触れば触る程、作れば作る程いろんな一面を見せてくれます。
「革」故の便利さと「革」故の難点の両面が 「次はこんなのを・・・」と思わせてくれるわけです。
by MUSUCARI | 2006-05-19 13:14 | 牛革
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